虹色の空~Nijiiro no Kuu~

箱根仙石原でオーラソーマと呼ばれるカラーセラピーの自宅サロンを開いています

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第7話【バルドーの話】

ところで、このシリーズのタイトルにしている『猫は毛皮を着替えて帰ってくる』というネーミングは実は、ネットの中で見つけたものでした。それまでに飼っていた猫が死んでしまったけど、少ししたら、転生してまた戻ってきたと感じている人が意外にも、たくさんいらっしゃるようで、それが密かな話題になっているようなのです。ただ、輪廻転生の仕方は、それぞれの方によっていろんな捉え方があるようでした。その中でも多かったの...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第6話

少し間が空きましたが、前回の続きを書いていこうと思います。ダイちゃんが、実はミラムちゃんだったと考えれば、いろんなことが、つじつまが合ってきます。ダイちゃんが、なぜ最初からくうちゃんに対して物怖じしなかったのか、ということ。ダイちゃんが、うちに来たばかりの日にもかかわらずケージに入れるために捕まえようとしても、なぜか、うちのネコ専用の逃げ道を知っているかのようにスムーズに逃げ回って、なかなか捕まえ...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第5話

ダイちゃんを迎えて三日目になると、ダイちゃんをケージから、しょっちゅう出していました。くうちゃんは、ダイちゃんを見かけると、シャーッと威嚇はしますが、それ以上のことはしないと感じたからです。ただ、ダイちゃんの方から、くうちゃんにハナチューをしに行くのが心配だったので、私や夫のどちらもが見ていられないときは、ケージに入ってもらっていました。ダイちゃんは、本当に物怖じしない性格だったのか、ペットショッ...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第4話

ダイちゃんは、どんなにくうちゃんが攻撃的な態度を示してきても、まったくその怒りに対して反応しないどころか、ただひたすら、くうちゃんをなだめようとしているのです。でも、そんなことに加えて、もう一つ、とても不思議に感じることがあったのです。それは、ダイちゃんが、ただひたすら怒っているくうちゃんと向かい合っているとき、時々、まるで、「このままで大丈夫?」と聞いているかのように私の目を見ることが何度もあっ...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第3話

話はまた今年に戻ります。先住のくうちゃんに対して、今年になって新しくお迎えした子はダイちゃんと呼ぶ事にしました。乳飲み子から育てたくうちゃんは、とにかくやんちゃな子で、ジッと家に閉じこもっていることなど、何年経っても出来そうにありません。私としては、本当は完全家ネコとして育てたいと思ってはいるのですができないものは仕方が無いので、毎日、リードを付けてネコのお散歩に出掛けています。くうちゃんの方も、...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第2話

このブログには、もしかしたら一度も紹介していなかったかもしれませんが、7年前にせーりー君が他界したその1年後、そのときは、まだ乳飲み子の男の子を拾って育てていました。現在の先住ネコであるその子と出会ったその日は、いつもの夕方の散歩を始めるときから雨は降っていなかったものの、ずっと雷が鳴り続けていました。雷が鳴り続ける中を2時間ほど歩いた最後の帰り道、公営住宅の前の道を通りかかったときに、ピーピーピー...

猫は毛皮を着替えて帰ってくる 第1話

2016年の8月の暑い盛りの時、一匹のネコをお迎えしました。今回は、その子にちなんだお話しを、何回かに分けて書く事にします。よく行く近所のホームセンターにペットコーナーがあります。いつもは、そういうところでネコを見ると、なんだか可哀想になってしまうので、あまり見ないようにしていたのですが、そのときは、なぜか目が行ってしまい、見入ってしまいました。そこは、ほとんどがワンちゃんが中心のペットショップなので...

母のプロセス

愛ネコのミラムちゃんは、ある意味、私にとっては、とても理想的な形で肉体から意識が離れていったと思います。もちろん、悲しみはあったけど、いろんな意味で、とても自然な形で訪れた死だったと思えます。でも、科学が万能の今の時代に、人間がそれを望むのは、少し難しいのかなと、母を看取ったとき、そんな思いが出てくるような流れがあったのです。母が他界したのは、ミラムちゃんを看取ってから23日目の朝でした。病院で、あ...

ミラムちゃんのこと その2

いよいよミラムちゃんが、本格的に動けなくなってきた頃から、私は出来るだけ家にいるようにして、ミラムちゃんの側にずっといられるようにしていました。そんな頃、ミラムちゃんに「生まれ変わったら、せーりー君みたいに天界に行きたい?行けるかどうかはわからないけど」なんて聞いてみると「ううん、私は天界に行くより、今度は人間に生まれたい。」というような思いが、強く私の中に入ってきたように感じたのでした。そうして...

ミラムちゃんのこと その1

愛ネコのミラムちゃんに異変を感じたのは、10月に入ってからのことだったと思います。最初は、ちょっとしたできものが背中に出来ただけと思っていたので、それほどは心配していませんでした。でも、日が経つにつれ、ミラムちゃんの体力が無くなっていくのがハッキリとわかるようになってきたのです。ネコは、体力がなくなってから、命の灯が消えるまでがとても早いと聞いていたので、もしかしたら、もうお別れの時が近づいてきたの...

変容のとき

本当に久しぶりのブログになってしまいました。このブログから遠ざかっていた間、本当にいろんなことが起こりました。まず、11月の始め頃、愛ネコのミラムちゃんがネコの肉体を捨て、転生していきました。そして、それに続くように、11月の終わり頃、高齢の母が、やはり、今生の肉体から意識が離れ、転生していきました。じつは、ミラムちゃんのひとつ前の生は、私が若いときに飼っていたネコではないかと、ずっと思っていました。...

平家の落人、隠里

先月、父が肉体を離れ、旅立ちました。生まれた時から、私の一番の理解者になろうといつも努力をしてくれて、そして、私が困ったときには、必ず助け船を出してくれていたそんな父が目の前からいなくなるということは、これまでに自分で想像していたよりも、大きな喪失感を感じています。そんな父の葬儀の時、動かなくなった父の姿をジッと見つめていると、遠い昔にも、同じことがあったことを思い出すということがありました。さす...

旅立ち

本当に久しぶりのブログとなってしまいました。実は、4月の中頃に、義父が他界しました。義母が旅立ってから、3年とちょっとが過ぎていました。義母が旅立った頃、実は、もう危ないと言われていたのは義父の方でした。それが、義父の方が少し元気を取り戻し、退院して家で過ごせるようにまでなった頃に、いきなり義母が逝ってしまったのでした。その後、いきなりの義母の死に、義父は、とても落ち込んでいるようにも見えましたが、...