
最近、人格心理学について簡単に書かれた本を読んでみたりしました。
その中で、とくに興味深いと思ったのは、人の記憶についての研究でした。
過去に起こった出来事というのは、もちろん変えることはできないのですが
同じ過去の出来事でも、今の自分に満足している場合は
嫌な出来事であったとしても、
たとえば、そのことがあったから今の自分がいるみたいに
肯定的な意味づけをして過去を受け止めることができるのに対して、
今の自分に満足していない場合は、その時は楽しかったはずの出来事でさえ
否定的にその過去を捉えがちだという結果が出ているそうです。
これは、自分に当てはめて考えてみても確かにそうなのだなと思えたりもします。
今の私は、年を重ねる毎に自分に意味のない出来事など一つもなかったと
思えるようになっていますが、若かりしときは、
その時の自分に満足できる要素が少なくて
そういうときは想起する自分の過去も暗いものとして
捉えがちだったように感じます。
過去は変えることはできないはずなんだけど
今の自分を変えることで、意味合いは違うけど
過去さえも変えることができるものなんだなと思いました。

