
昨日は、10年ぶりにある友人と再会しました。
彼女は、今、ガンに冒されていて、
手術をしてもあと1年、
しなければ半年と宣告されているそうです。
始めに、メールでその話を聞いていたので
こちらからお見舞いに行こうと思っていたのですが、
オーラソーマの話が聞きたいということだったので
ボトルが揃っている私の家まで来てもらうことになりました。
会ってみると、見た目ではぜんぜんガンに冒されているなんて
まったく分からないくらいに元気そうに見えます。
ただ、もう声がほとんどでなくなっていて
おしゃべりが好きだった彼女なのに
とても話しずらそうに声を出していました。
私は、今までも何人かガンの病気の人に会ったことはありますが
その誰もが、見た目ですぐに病気と分かる雰囲気だったのに
彼女だけは、そんな雰囲気は、まったく感じないどころか
以前に会っていたときよりも
優しく、柔らかい雰囲気をかもし出しているのです。
彼女には、もう時間が残されていないので
動けるうちに身辺整理をしているそうなのですが
そちらの方はあまり身が入らないとのこと。
それよりも、死の準備の方が先決ということで
チベット死者の書を買いあさり、読んでいるそうです。
それにしても、ほんとうに昨日は不思議な時間でした。
深刻になっていいような話なのに
彼女があまりにも穏やかに
そして、優しく微笑んでいるので
とてもやわらかくて
温かい時間が過ぎていったような気がします。
もともと、どんな状況でもとても強い人だったのですが、
やはり、今回も強い人だった。
死を真っ正面から見つめることの大切さを
昨日は彼女から、しみじみと教えてもらったような気がします。

