パドマサンバヴァの予言

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先日の記事の続きです。
できれば、こちらの記事から読んでもらえると
内容もわかりやすいと思います。

>>神秘の国、ブータンの伝説

今日のお話はブータンのあるお寺のお坊様が話をしてくれたものを
ガイドさんが英語で伝えてくれて
それを主人に日本語に直してもらって聞いたお話です。
(ややこしくてすみません)

パドマサンバヴァという聖者の名前は
日本ではどれくらい知名度があるのか
私には分からないのですが
ブータンでは、とても有名な聖者さまで
私も大好きな聖者のひとりです。

パドマサンバヴァという名前は日本語に直すと
蓮華生という意味となり
とても不思議な力を持っていられたそうです。
そして、たくさんの予言も残されていたそうで
その中にチベットにまつわる予言もあったそうです。

それは、「チベットの海が南へながれる」
というような言葉で残されており、
海というのはダライラマ法王の本名を意味するのだそうです。

これは、ダライラマ法王がインドへ亡命せざるを得なかった
状況を表していたのではないかということでした。

そして、パドマサンバヴァの預言には
必ず悲劇的な結末を迎えないための回避策も
一緒に残されているそうなのです。

チベットの海が南へながされないための回避策としては
とても大きな仏塔を建てることができていれば
この預言は成就しないということだったそうなのです。

しかし、チベットには大きく分けると四つの宗派があり
その仏塔を建てるためには、すべての宗派が
力を合わせなければいけないくらいに、
たいへんなことだったらしいのですが
その宗派間の一部で対立があり、当時は
とても力を合わせることができる状況ではなかったと
この話をしてくれた人はおっしゃっていました。

そのために、仏塔は建てることができず
預言どおりにチベットは中国によって
侵略されてしまったということなのだそうです。


私は占いをやっているわけですから
預言とか運命と言われるものは信じています。
でも、パドマサンバヴァの預言でもわかるように
それは絶対的なものではなく
必ずその回避策というものは残されているのだと思っています。

ただ、それは、とても徳の高いはずのチベットのお坊様たちでさえ
なかなか実現できないくらいに難しいものなのだなと
このお話を聞いて実感したものでした。

でも、希望を捨てる必要はないのですよね。

パドマサンバヴァが伝説として残した多くの奇跡のように
信じて希望を持ち続ければ、いつかまた、
たくさんの奇跡が誰の身にも起こるかもしれませんものね。

それにしてもブータンという国は本当に不思議な国でした。
だって、こんなお話が日常的に話されてるのですから。
他にもブータンでの不思議なお話はたくさんあるのですが
またいつか、気が向いたら書いてみたいと思います。
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Comments 9

地球にやさしく  

とても素敵なお話をありがとうございます。また是非良いお話を聞かせてください。himikaさんのお話を聞いていると、なんだかブータンに行きたくなりました。万博でブータン館に何度か足を運びましたが、一番心安らげる場所でした。ブータンの国王陛下のお言葉が大切に額の中に収められていました。大変思いやりのある優しいお言葉で、多くの人々の幸福を願うメッセージが送られていました。素晴らしい国なのだということが深く心に伝わってきました。そのような国に足を運ばれたことがあるということは、himikaさんはとっても縁が深いのですね。素晴らしいです。

2005/12/11 (Sun) 20:16 | EDIT | REPLY |   

ヨ★ハ★ン  

mixiの足跡たどってきました。
パドマサンバヴァ懐かしい。
昔よくミラレパとかパドマサンバヴァの本を読み漁ってました。
パドマサンバヴァのプロマイド?持ってますよ(笑)
予言の話面白かったです。ブータンに行かれたんですね。いつか行ってみたいと思っているのですが、そう簡単にはいけず…
そういえばブータンにしか居ないシカみたいな動物居ましたよね。
ごらんになりましたか?
また、遊びに来ます。

2005/12/13 (Tue) 09:28 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>地球にやさしくさん
ブータンはとても素朴で純粋なステキな国でした。
ガイドをしてくれた青年は「日本に行きたい」と言っていたのですが
主人が「日本に来たら、その純粋な心が失われてしまうよ。」
などと話していて、それを聞いたガイドの青年は
「じゃ、日本には行かない」と、これまた素直な回答をしていました。
大昔の日本も、きっとあんな雰囲気の国だったのでしょうね。

2005/12/14 (Wed) 12:03 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>ヨ★ハ★ンさん
ご訪問&コメントありがとうございます。^^
ミラレパとパドマサンバヴァのファンでいらっしゃるんですね。
パドマサンバヴァは、ほんとにかっこいいと思います。
ブロマイドを初めて見たとき、一目惚れしてしまいました♪

ブータンに行くにはけっこう費用がかかるので
なかなか簡単には行きにくいですよね。
でも、だからこそ、あの素朴な文化が残されているのかなと思うと
本当に行きたい人だけが行こうと思う状況のお値段でいいのかなと
そんな風にも思います。
私も二度目の訪問がなかなか現実にはならないのですが、
それも仕方がないかなと思ってます。

ブータンの鹿は残念ながら記憶にないです。
会ったかもしれないのですが、なにしろ、お寺参りをすることだけで
頭がいっぱいで、それ以外の記憶があまりなかったりします。
次に行く機会があったら、もっと気持ちに余裕を持って行きたいですね。

いつも期待に添えられるようなおもしろい話ばかりではないですけど
またいつでも遊びに来てくださいね♪

2005/12/14 (Wed) 12:11 | EDIT | REPLY |   

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2005/12/14 (Wed) 12:49 | EDIT | REPLY |   

ふう  

お久しぶりです♪
純粋な人たちに出逢える所に行くと、
心が洗われていきそうですね。
空気の流れもゆったりとした感じで、
この記事から伝わってくるものがとても心地よいです♪

2005/12/14 (Wed) 22:59 | EDIT | REPLY |   

lilyan  

神秘的な国なのですね・・・
素朴て、懐かしい気がする国ですね。
とてもいいお話、ありがとうございました。
是非、またお書きになってくださいますように。
楽しみにしています。

2005/12/15 (Thu) 14:48 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>ふうさん、おかえりなさい♪
ブータンは、ほんとに時間の流れが止まっているようでした。
私が行ったのは9年前の話なので、今でも同じような雰囲気だったら
いいなぁと思うのですが、物質面だけが進んだ文化の人たちの
出入りが多くなると、少しずつ雰囲気が変わってしまいがちなので
ちょっと心配しています。
そういう意味では、精神面で得られるものが、
ほんとに大きい国だなと思いました。

2005/12/16 (Fri) 10:44 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>lilyanさん
ブータンは、山や木々の感じから
人の雰囲気まで、すべての面で日本によく似ているので
とても懐かしい雰囲気のする国です。
日本が失ってしまったものを、ずっと大切に育んできているんだなって
そんな印象を受けました。
ブータンにいたのは、そんなに長い時間ではなかったのですが
とても印象の深い国でした。
でも、それだけになかなかまとめるのが難しくて
今までも、何も書かずにいたのですが
また、何か自分の中でまとまってくるものがあったら
ブータンのことを書いてみたいです♪

2005/12/16 (Fri) 10:49 | EDIT | REPLY |   

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