虹色の空~Nijiiro no Kuu~

箱根仙石原でオーラソーマと呼ばれるカラーセラピーの自宅サロンを開いています

優しさを取り戻すために

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お釈迦様の教えの中に「十戒」というものがあります。
正確にはこれは出家修行者の守るべき戒律で
在家の人になると戒律が半分に減って「五戒」となるようですが…。

で、今日は「十戒」においても「五戒」においても
一番始めにくる戒である「不殺生の戒」について
私なりの考えも含めて書いてみようかと思います。

「不殺生の戒」とは、読んで字のごとくなのですが
生き物を殺さないで慈しむという意味になります。
お釈迦様は虫一匹殺さないようにと
歩くときも虫を踏みつぶさないよう気を配っていただけでなく
水を飲むときでさえ、謝って虫を殺してしまわないようにと
飲み水をちゃんと濾過するなど、どんなときにも
細心の注意を払って生活していらっしゃったというお話を
聞いたことがあります。

で、殺さないということは誰のために行う行為かというと
これは自分自身のためにしなければいけないことだと思うのです。

小さな虫一匹でも、その生き物の命を意図的に絶とうとするとき
その行為を行う人の心には必ず嫌悪があるはずです。
そして、その嫌悪は自分が他に対して向けることによって
他からも嫌悪を向けられることになります。
そして、それがいじめや虐待につながっていくのではないかと思います。

でも、その嫌悪を少しでもなくして
まわりを慈しむ気持ちを持つようになれば
自分の環境は自分の心の鏡として変化するわけだから
殺伐とした心も環境も一変して
まわりからも優しさを与えられるようになってくるはずなのです。

だから、生き物を殺さないで、いじめないで、
そして、慈しみを持って生きるということは
なによりも自分のためにやらなければいけないことだと思うのです。

お釈迦様のように虫一匹の命でさえ大切にして生活するというのは
本当に大変なこととは思いますが
少しでも自分自身を変えていくことで
少なくとも私の心と、私のまわりの環境から
嫌悪する気持ちをなくして
優しさがあふれる中で生きていけるようになったらいいなと思います。 ちなみに「十戒」は他にこんなのがあります。

「不殺生」… 生き物を殺さない
「不偸盗」… 盗みをしない
「不邪淫」… 一切の性欲を絶つ(出家の場合)
「不妄語」… 嘘をつかない
「不綺語」… 不必要な言葉を語らない
「不悪口」… 悪口を言わない
「不両舌」… 人と人を仲違いさせるようなことは語らない
「不貪欲」… 貪らない
「不瞋恚」… 怒らない
「不邪見」… 正法を否定しない


で、在家の「五戒」は

「不殺生」… 生き物を殺さない
「不偸盗」… 盗まない
「不邪淫」… 愛のない交わりをしない
「不妄語」… 嘘をつかない
「不飲酒」… 酩酊するほどお酒を飲まない


と、だいたいこんな感じみたいです。
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4 Comments

地球にやさしく  

お釈迦様のように、小さな虫の命でさえも大切にできる優しい心を培うことができたら、きっと世界は素晴らしく良い状態になりますよね。。。
himikaさんの日記を読んで、自分の生活の中で、少しでも優しい心を培っていくことができたらと思いました。
人も自然も全てが健全になることができたらとても素晴らしいですよね。。。

2006/01/18 (Wed) 15:43 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>地球にやさしくさん
自分が優しくなるだけで、世界が優しい状態になれたら
ほんとにステキなことでしょうね。
でも、そこまで望むのは、あまりにも壮大すぎるので
自分自身が、できるところから少しずつやっていきたいなと思います。

2006/01/19 (Thu) 11:23 | EDIT | REPLY |   

ふう  

地球と人の意識はつながっているので、
ひとりひとりの生き方にかかっていますよね。
命を精一杯生きる、生かす。
というのは、生物としての基本だなと感じます。
まわりの生命を大事にするのは
自分の命を大事にすることにもなりますし。。。

2006/01/20 (Fri) 23:04 | EDIT | REPLY |   

緋彌華(himika)  

>ふうさん
今は、弱肉強食という食物連鎖が基本の中で
虫一匹殺さないというのは、ほんとに大変なことだと思うのですが
だからこそ、ほんとにそれができたときには
命の大切さが魂や真我のレベルで実感できるような気がします。
もしも、みんながそれができるようになったら
地球という星は、どんな風に変わっていくのでしょうね。
とりあえず、自分のできるところから努力していきたいです。^^

2006/01/21 (Sat) 02:02 | EDIT | REPLY |   

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