虹色の空~Nijiiro no Kuu~

箱根仙石原でオーラソーマと呼ばれるカラーセラピーの自宅サロンを開いています

天使の住所 その9

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今までの記事です。↓
天使の住所天使の住所その2天使の住所その3
天使の住所その4天使の住所その5
天使の住所その6天使の住所その7天使の住所その8

第5天界は、化楽天(けらくてん)とも
楽変化点(らくへんげてん)とも呼ばれている世界です。
ここは、自分の欲しいものを神通力で創造して作り上げたり、
自分自身をいろんなものに変身させたりして、
とにかくありとあらゆる楽しみを
自分の神通力で楽しむ世界と言われています。
この世界の寿命は23億4百万年ともいわれ、
自分の煩悩を満足させるために修行をした人が
行く世界とも言われています。

第6天界は他化自在天(たけじざいてん)と言われ、
私たちの住む欲六界の頂点の世界にあたります。
この世界には、自分自身の才能や特別な力を
徳の高い魂に供養した魂が行く世界と言われています。
そのため、この世界では、自分の欲しいものを
自分にかしずいている神々が供養してくれる世界なのだそうです。
そして、この世界の寿命は、92億1千6百万年とも言われています。

さて、この第6天界の長、いわゆる王は、
これは魔羅(まら)ともマーラとも言われている、
魔王とか悪魔なのだそうです。
マーラはこの欲六界で使えるすべての力と、
誰も真似できないくらいの欲望を持ち、
その欲望をすべて満足させ、
また、その欲望と絶大なる力を他の魂に与えることによって
欲六界に住む他の魂を支配する魂なのだそうです。

お釈迦様が悟りを開くための瞑想修行を行っているときにも、
このマーラがお釈迦様の前に表れ、
普通では手に入れることのできないくらいの
ありとあらゆる欲望とその成就を与えるから
瞑想をやめて、自分に支配されるよう散々誘惑したと伝えられています。
しかし、お釈迦様は、衆生救済のための瞑想をやめることはせず、
マーラの誘惑に打ち勝って、最後の悟りを開かれたと言われています。

そして、お釈迦様が悟りを開かれ、衆生救済のための
活動を続けられているときでも、マーラは
「煩悩にまみれ、煩悩を満足させることに
最大の喜びを見いだしている魂たちを
この欲六界から救済するなんて、とうてい無理だ。」と
ささやき続けていたということです。

悪魔というものを、欲望を与えて堕落させる魂だと
認識している人も少なくないとは思いますが、
一方では、私たちに不幸を与える存在が悪魔と
認識している人も多いのではないでしょうか。

でも、仏教で言われている悪魔という存在は、
私たちに目先の楽しみや幸福と見えるものを与えて、
私たちを堕落させる存在であり、
逆に、この欲界を逸脱するための修行そのものは、
ときには大きな苦しみを与えることもあるのだという考え方は
とても深いなと感じるのでした。
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2 Comments

ふう  

年齢とか、とても思考が追いついていかないのですが(^。^;)
目先の欲を越えたところに
本当の充足感があるような気がします。。。

2006/08/18 (Fri) 23:00 | EDIT | REPLY |   

緋彌華  

>ふうさん
通常の人間世界の概念が通用するのは第2天界までで
それ以降は、人間世界から見たら
少しずつ現実離れした世界になっていきますよね。^^;
実は、これより上の世界はさらによくわからないので
天使の住所もとりあえずこれで終わりにしようかと思ったのですが
私たちの一番長がマーラだっていうオチで終わるのもなんなので
また、時間をかけて続きを書けたらいいなと思います。

2006/08/21 (Mon) 10:32 | EDIT | REPLY |   

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