蓮の花の中の宝石

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B71番に、ピンク/クリアーの色を持つ、
『エッセネボトルⅡ』と『蓮の花の中の宝石』という
二つの名前があるボトルがあります。

このボトルは、数年前に、友人が癌に冒されていたとき、
その友人が、突然に倒れ、救急車で
病院とホスピスが一緒になっている場所に運ばれたときに、
私の持っている、当時は106本のフルセットのボトルたちの中から、
このボトルが割れて、それを報せてくれたということがありました。

このボトルが割れたときに、すぐにその友人の顔が浮かんだので
連絡をしてみたら、ホスピスに入ったということを聞くことができたのです。

けっきょく、その友人は、ホスピスで半年ほど過ごした後に、
次の生へと転生していきました。

その友人は、とても気丈な人だったので、
医者は告知の意志はなかったようなのですが、
無理やりに、後どれくらい生きられるのかと聞き出したと言っていました。
そして、放っておけば、あと半年くらい、
手術をすれば、さらに半年、命が延ばせると言われたそうです。
でも、その友人は、手術をして管だらけになって生きるよりも、
覚悟を決め、次の生に移行するための準備がしたいと決めたようでした。

もちろん、その決断をするまでには、
友人は、いろんなところをネットや本などで探して
手術をしなくても、癌を少しでも癒せる方法を探していました。

でも、生きることに必死になればなるほどに、
心は安定から、遠いところに行ってしまうようでした。
そして、さんざん探し尽くして、自分ができることは十分やったのだから、
それよりも、覚悟を決めることで、心を安定させて、
その状態でバルドーに入り、あわてることなく、
次の生へと転生することができるような準備をしたいと言ったのです。

ここで、バルドーとは、チベットの死者の書にも出てくるように、
今生から、次の生へと転生する、その中間の状態の時のことです。

ここでは、前の生で培ってきた、心の働きや行いなどの結果によって、
とてもリアルな経験をしていきます。
そして、そこで現れる、いろんな色の光やビジョンに引っ張られるように
次の生へと転生していくとされています。

この時に、前の生への執着が強ければ強いほどに、心は乱れ、
冷静な判断ができない状態になってしまっていると、
自分が意図したものとは違う転生になってしまいます。
逆に、心を落ちつかせ、冷静に色や光の意味を理解することができれば、
ある程度、自分の思ったような転生ができるとされています。

生きているうちに、このバルドーでの練習に一番いいのは、
私は夢をコントロールすることだと思っています。
でも、この話は、今日の話から逸れてしまうし、長くもなりそうなので
また別の機会にしていけたらいいなと思います。

ということで、友人の話に戻しますね。

こういった話を背景に、友人は、
次の生へと転生する準備をすると決心したのですが、
それは、なかなか他の人、特に友人の家族にとっては
理解することのできない話でした。

管だらけになっても、半年でもいいから、
少しでも長く生きて欲しいというのが、当然ですが、家族の希望です。

でも、そう考えることの方が、友人にとっては
とても辛いことなのだと、私には痛いほど伝わってきたので、
私は友人の決心を受け入れることにしました。

でも、その友人の考えを受け入れるということは、
周りの人たちの、言葉には出さないけど、批難する気持ちが
私にも向かってくることになって、友人ほどではないものの、
正直、私の方も、ちょっと辛い状態になってしまいました。

でも、身近にいる人の誰もが理解してくれないとなると、
その友人の心の苦痛は、とても大きくなるのではと、感じもしたので、
友人の決心を受け入れるという気持ちは変えませんでした。

でも、私のそんな心配はよそに、事態は変化していったのです。

始めは、特に友人の母親と友人との間の摩擦は、
けっこうすごいものがあったのですが、
友人の最後の日には、お母さんに対して、
「今までありがとう」という言葉を伝えたあとに、倒れたそうです。
そして、そのまま意識不明となったそうです。
最後には、倒れたら処置は終わりにして欲しいという友人の希望を
家族も受け入れ、友人は、次の生へと旅立っていきました。

最後の顔は、まるで笑みを浮かべていると言ってもいいほどに
とても安らかなものでした。

『蓮の花の中の宝石』と名前のある、このボトルのkeynoteは
「限界の無い愛を通して意識を高める」となっています。

友人を通して、そして、友人もそうでしたが、
それぞれに、限界の無い愛とまでは言い切れないものはありますが、
少なくとも、自分の限界を超えた愛をそれぞれが見出そうとして、
意識を高めることが、結果的にできた出来事だったような気がします。

始めに、このボトルが割れたということは、
そんな示唆が含まれていたのかなと、
いま思い起こすと、そんな気がしてならないのです。

このボトルは、愛の力への扉を
そこに関わった人みんなに、開いてくれたのかなと
そんなことが思えてくるのでした。

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Comments 4

apricot  

蓮の花の中の宝石

こんにちは。
美しいボトルですね。
潔い意思を持ったご友人のように
ピュアな魂が見えてくるようです。

2008/11/15 (Sat) 13:23 | EDIT | REPLY |   

緋彌華  

>apricotさん、こんにちは♪

友人は、いちおう女性だったのですが
本当に最後まで男らしい人でした。(笑)
でも、なぜかピンクが好きで、
本当に、このボトルのような人だったのかもしれません。

2008/11/15 (Sat) 13:28 | EDIT | REPLY |   

yakko  

こんばんは。

いつもコメントを残さないで帰ってしまって・・・
でも、読ませていただいてます。

今、イトコが乳癌で闘っています。
でも、闘っているといよりも・・・
電話で話すと逆に励まされてしまうんです。
声も穏やかで・・・

緋彌華さんの友人のことを読ませて頂いて、
旅立った彼女の気持ちに、思いを寄せてしまいました。

2008/11/18 (Tue) 03:09 | EDIT | REPLY |   

緋彌華  

>yakkoさん、こんにちは♪

いえいえ、私の方こそ、ほとんどyakkoたんのところに
コメントを残さないで帰ってしまってばかりで。。。
読んでもらっているだけで、とても嬉しいです♪
私の方も、yakkoたんのブログは、いつも読ませてもらっています♪

私の友人も、そうでした。
もう余命幾ばくもなくて、残された少ない時間で
いろんなことをやりたかったのではないかと思うのですが、
でも、そんなことより、残されていく人たちへの
思いやりで、いつもいっぱいでした。

yakkoたんのいとこの方も、本当に優しい方なんですね♪

旅だった彼女は、今でも私の夢に時々出てきて、
別の世界から、いろいろと気遣ってくれています。
こういう素敵な出会いがあっただけでも、
感謝していきたいなと思います。

2008/11/18 (Tue) 09:39 | EDIT | REPLY |   

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