恐怖の神々

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日本にも怒っていらっしゃるような顔をした神様はいらっしゃいますが、
チベットにも平和の神々だけではなく、
寺院の壁面には怒り狂ったような恐怖の神々という方々の仏画が
壁いっぱいに描かれているところがあります。

私は、昔から、そういった神々に、なぜか惹かれ、
実際、夢の中にも、何か神々の怒りをかったときには、
そんな姿の方が稲妻と共に出てきて、怒られることがあります。

そんなときは、目が覚めたときは、もう心臓バクバクなんですけど、
でも、時間が経つと、そういう神々に
喜びと、感謝の気持ちが沸々と湧いてくるのですね。

ただ、最近は、本当に見ているだけでも、優しく癒される美しい天使ブームです。
そのため、天使が大好きな新しく知り合った人に、うっかりと
「私を守護してくれる方は、恐怖の神々で、
夢で怒られるときは、おもいっきり脅してくれる~♪」
なんて、話をしてしまったときには、
相手の顔の眉間には、たくさんのシワができ、それを中心によせながら、
「それが、いったい、なんの意味があるの?!?!」
と、深く同情されてしまったりします。

そう言われると、私も答えに詰まってしまい、
笑ってその場をごまかして終わることが多いのですが。。。
(説明を始めてしまうと、えらく長くなりそうなんですもの。。。汗)

ただ最近、前の記事でも何回か書いたことですが、
タロットを深く勉強してみると、中には、
なぜかネガティブになってしまうタロットがあると思っていました。

それが、トートのタロットだと、ネガティブな気持ちにならない。
むしろ、ポジティブにさえ、なってくる。
その原因が、ようやくハッキリとしてきました。

それは、タロットの中にある「塔」や「死に神」などのカードは、
一見、とてもネガティブな意味を持つカードのように感じるのですが、
トートのタロットを作ったクロウリーは、
その破壊や死の本当の意味を、とても明快に説明してくれているのですね。
(だから、カードの問題ではなく、説明文の問題だったのかもしれません。)

塔のカードなどは、塔が破壊され、壊されていく様子が描かれているのですが、
それは、物事や現象が壊れていくときは、古いものを壊して、
そこから新しいものを作っていくため。
脱皮をするためには、古い体は捨てなければいけないようなものと、
そうは書いてないのですが、そういうことなのかなと。

そして、現象を壊しているのは、
インドのシヴァ神やエジプトのホルス神の、神々であると。

それは、一般のタロットでも、それに近い意味は書いてあるにはあるのですが、
クロウリーの説明は、より詳細で、より確信に満ちていて、
私にとっては、とても安心出来るようなのです。
(ただしクロウリーは、このことは西洋の人には理解されにくいとも書いていましたが。。。)

それは、チベットの恐怖の神々も、同じような意味を持っていて、
自分では落とすことの出来ない、良くないカルマを
恐怖の神々は、神々が怒ることによって、落としてくれている。

ただのサディスティックな意味合いや、
神としての絶対的な権威を振るってのことではなく、
そこには、私たちの魂を浄化し、成長させようとする
大きな愛が存在していることをがハッキリと伝わってくるのでした。

そして、そんな厳しい愛の意味を知ることが出来れば、
いっけんすると、本当に酷い状況であるように見えるときでさえも、
神々を信頼し、私たちがいる宇宙の存在そのものを信頼することができ、
そしてそれが、自分への本当の信頼に繋がってくるように感じます。

もちろん、自分が人に対して怒るときは、
相手への絶対的な愛が背景になければいけないのだろうから、
そうすると、少なくとも今生は、
自分自身が怒ることは出来ないな、とは思います。(苦笑)

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チベットの神様のヤマーンタカ、
恐怖の神々の一人です。


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Comments 4

sato  

怖いの苦手です

恐怖の神々を実際に見たら怖いだけじゃ済みそうもないですね 
仏画でしか観た事がないんですけどね 
心臓が破裂しそうですか
守護神が恐怖の神々だなんて
うっかり悪いことは出来ませんね。 
監視されてるって感じですか? 
怒りの裏には絶対な愛が必要なんですね。 
守護されてるって、わかることは幸せなことですよね。
羨ましいです^^


2009/07/14 (Tue) 05:30 | EDIT | REPLY |   

緋彌華  

>satoさん、こんにちは♪

恐怖の神々の怖さって、ある意味、幽霊よりも遙かに怖いかもしれません。(;^_^A
でも、監視されてるって感じは、全く違いますよ。^^
怖いと言っても、こちらのキャパ以上の事は、
よほどの悪いカルマがない限りは求めてこられないので、
こちらが本当に弱っているときは、一転して平和の神々に変身してくれます。
平和の神々と、恐怖の神々は、表裏なんだと思います。^^

怒りの裏の絶対的な愛、これは必要だと思って、ここではこう書きましたが、
実際には、普通に怒ることはたくさんありますね。(^^ゞ

2009/07/14 (Tue) 16:08 | EDIT | REPLY |   

まるるん  

あらら、偶然というか、シンクロニティというべきか・・・
昨日、チベットの仏像・仏画とコンタクトがありました。
確かに、憤怒相の仏神も多いですね。
大黒天は、力強く(!)怒っていて、打出の小槌と大きな袋のお姿とはちがうし・・・
日本の仏像では、憤怒相はお不動さんを中心とした明王部か、四天王や金剛力士などの天部ですよね。

今年の春は、「阿修羅」を筆頭にちょっとした仏像ブームで、月刊誌などで特集したところも多かったのですが、なかなか楽しい解説(?)があったので、抜書きを。

 Q:なんで怒ってるの?
 A:必死だから、怒って見えるんです。

 ちなみに、顔が怖いのは怒っているせいではなく、危機に瀕した衆生を必死のパッチで
 救おう(と)している切迫感の表れだ。

専門家からみたらとんでもない解説かもしれませんが、
「必死のパッチ」で頑張りぬいてるって、説得力あります。頑張ってくれて・・・ありがたいです。


昨日は、緑ターラの立像に妙に心惹かれました。


2009/07/15 (Wed) 02:05 | EDIT | REPLY |   

緋彌華  

>まるるんさん、こんにちは♪

まるるんさんは、いつも、いろんな知識が豊富ですね。^^
今回は、憤怒相の仏様のことまで、詳しくて。
さすが、ゴールドの方ですね♪
それにしても、まるるんさんとシンクロが起きて、なんだかうれしいです♪

仏様達は、必死のパッチで頑張りぬいてくださっているのですね。
救われる側の私たちも必死のパッチで頑張らないバチがあたりそうです。^^

グリーンターラーは私も大好きです。
グリーンターラーの仏画か仏像かが欲しいな、なんて時々思ってしまいます。

2009/07/16 (Thu) 11:37 | EDIT | REPLY |   

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