虹色の空~Nijiiro no Kuu~

箱根仙石原でオーラソーマと呼ばれるカラーセラピーの自宅サロンを開いています

旅立ち

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本当に久しぶりのブログとなってしまいました。

実は、4月の中頃に、義父が他界しました。
義母が旅立ってから、3年とちょっとが過ぎていました。

義母が旅立った頃、実は、もう危ないと言われていたのは義父の方でした。
それが、義父の方が少し元気を取り戻し、
退院して家で過ごせるようにまでなった頃に、
いきなり義母が逝ってしまったのでした。

その後、いきなりの義母の死に、義父は、とても落ち込んでいるようにも見えましたが、
義父自身が、身体が少しでも動く状態であれば、
いろんなところから仕事を見つけ出して、動き回っていたのでした。

私たちが、箱根に古家を購入したのも、ちょうどその頃で、
左官屋さんをやっていた義父に、家の購入のための下見を
お願いして、立ち会ってもらったりもしました。

義父は最初は、あまりにボロボロの家を購入し、
それを建て替えるのではなく、直して住むという私たちに
呆れているようにも見えましたが、
それでも購入することに決めた私たちに、全面的に協力をしてくれていました。

購入した家は、義父の自宅から、それほどに近いところとも言い難く、
車で1時間半くらいかかるところでした。
もっとも、高速などを使えば、もうちょっと早くは着くのですが、
よほど急いでいる時でなければ、使うのは普通自動車道です。

でも、箱根には、義母が生きていた頃、二人でよくドライブに来ていたようで、
気持ち的には、それほど遠く感じていなかったということも手伝ったのか、
家の修復作業のために、毎日のように通ってくれたのでした。

さすがに冬になると、箱根の厳しい寒さはご免だという感じで、
通うのは暖かな季節限定ではありましたが、
義母が亡くなってから3年の間は、いつも箱根に来てくれて
どこかしら直してくれていたのでした。

おかげで、来たばかりの頃は、湿気に悩まされていた家も、
カビが生えるなんてことは、ほとんどなくなったどころか、
自宅に訪ねてくれた人の中には、
新築かと思ったという人も何人かいるくらいに、
あのボロボロの家を、本当にきれいに直してくれたのでした。

そんな義父の様子を見ていると、とても末期癌を患っているようには見えず、
なんだかんだと、長生きしてくれるのかもしれないと
そんな風に思ったときもあったくらいでした。

しかし、去年の秋くらいに、急に身体が動かなくなり、
そのまま入院生活を送ることになってしまったのでした。

いま思うと、義父は、本当にギリギリまで、
身体を動かしていたのかもしれません。

義母が生きていた頃は、ちょっと強引な性格も目立っていたのですが、
一人になってからは、それよりも、優しさの方を感じるようになっていました。
それが、入院をしてからは、さらに静かな雰囲気というか、
言葉にして言うことはありませんでしたが、会うたびに、
エネルギーが本当にきれいになったと感じることがしばしばでした。

身体も、以前ほどではないものの、
退院できるほどに回復してきたと思われた頃でした。

自宅で療養できるようにするために、
本当に簡単な外科手術をする必要があって
病院から別の病院へと、移動を行っていたときのことでした。

いつもであれば、実の息子である夫が義父の送迎をしていたのですが、
そのときは、たまたま仕事が重なって、叔父に送迎をお願いしていました。

叔父の話によると、自宅の近くを車で通ったときに、
「家に帰るんだよ。家に帰らにゃー。」
としきりに言っていたそうです。
でも、いったんは目的の病院に行かなければならないと考えていた叔父は
「とにかく、病院に行って、先生にOKもらってから家に帰ろう。」
となだめていたそうです。

しかし、目的の病院に着いたときは、すでに息はしておらず、
そのまま帰らぬ人となってしまいました。

私たちが、その知らせを聞いて、その病院に行ったときは、
義父は、本当に眠るように、そこにいたのでした。

その前に会ったときよりも、さらにきれいになっていると、
そんなことさえも感じてしまったくらいに、本当にきれいな姿をしていたのでした。

ただ、義母が旅立ったときには、不思議なヴィジョンを見たり、
不思議な夢を何度か見たりしたのですが、
義父の時は、葬儀が終わった頃から、
私自身も体調を崩してしまったこともあってか、
義父の転生に関するような夢を見たのは、一度だけでした。

でも、それは、義父のイメージとはちょっと違って、
なにか、かわいい夢でした。

その夢の中では、羽の生えた小さな妖精のような生き物が
空間の中を、パタパタと飛んでいました。

最初はひとりだけだったのですが、気がつくと、
もうひとり一緒に、その空間を飛んでいます。

そのうち、最初からいた妖精さんのような生き物は、
窓辺のようなところで休んで、もうひとりの妖精が来るのを
待っているように見えました。

しばらくすると、もうひとりの妖精も、窓辺のようなところに行って、
二人が合流すると、今度は二人一緒に
そこにあった螺旋階段を、ゆっくりと並んで昇っていきました。

階段を昇り始めると、それまで生えていた羽はなくなり、
まるっきり人間の姿へと変わったのでした。

そして、階段を昇り始めた頃は、幼い姿をしていた二人だったのですが、
昇っていくうちに、少しずつ、二人で一緒に年をとっていく姿が見えます。

そして、ようく見てみると、その二人は、義母と義父であることが
夢の中で理解できてきたのでした。

それはまるで、二人がその次も人間として転生して、
その、共に歩む人生を見ているような感じの夢だったのです。

そういえば、生前、義父と義母は、よく喧嘩をしていましたが、
義母が亡くなったときに、叔母に話を聞いてみると、
二人は、なんと駆け落ちをして結婚したのだったそうです。

そんなことは、息子である夫も、そのとき初めて聞いた話だったようで、
夫と私は、目を丸くして、その話を聞いていたのでした。

それだけ縁の深いお二人なのですから、
私の夢で見たように、来世も一緒にいるのかもしれないなと
そんなことを感じることもできたのでした。

そして、もしそうであるなら、そして、以前に義母が亡くなったときに
私が見たヴィジョンが正しいのであれば、
また、会えるのかもしれないと、そんなことも感じるのでした。


義母が旅立ったときの記事はこちらです。
>>旅立ち


p.s.
写真は、御殿場のいまの風景です。
そろそろ、田植えが始まったようです。




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